最後の女神〜アストライア〜


何を正しいと思いますか?
何を信じますか?
何故、それを正しいと思うのですか?
人は、どう在るのが理想的ですか?

そんな問いに向き合う一人の少女の物語

登 場 人 物

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涙(ルイ) 朔夜(サクヤ)
浮世離れした中学3年生の少女。
人や物事を見る目は厳しく否定的。
芯の強さと高い理想を持つ。
いつもルイの話し相手になっている少年。
周りの人の在り方には肯定的で寛容。
人の気持ちを推察する優しい心を持つ。
(作者から)病気で三日くらい寝込んだ時に書き上げたものです。 自宅療養で、しんどかったんですが……ちょうど色々モヤモヤが溜まっていて、それをこの小説にぶつけました。 今思えば、昇華?
いざモヤモヤを分解してみれば、身の回りの色んな物事について肯定的な自分と否定的な自分が居て、答えが出ていない事に気付いたんです。 だから、ルイとサクヤというキャラクターを作ってその口を借りて、思う存分喋らせてみたんです。 初めての試みで、ほとんどがルイとサクヤの会話文で、これ小説と言えるんだろうか?とか、面白いんだろうか?とか心配をしましたが、 意外な程に色んなかたから高評価を頂きました。誤解のないように書いておきますが、ルイの意見≠私の意見です。 サクヤ側に寄ってる時もあります。私の小説には珍しく、哲学要素の濃い作品です。ご注意を。
これを書き上げた時、私自身がかなりスッキリしました。頭の中でグルグルと回っていた難しい事の答えが、やっと出そうで。 悩んだ時にお勧めですよ。とことん紙に自問自答を書き出すの。


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